【この公演は俳優たちが自分たちで企画し立ち上げた公演です】
劇団銅鑼Ⅼabo企画#1
〈ラボ自主企画公演〉
従姉妹たち
作/小山祐士 演出/川口圭子
チケット料金
前売り当日共 3,000円(日時指定・自由席)
※今回は自主企画公演のため「銅鑼をたたく会」各種割引・ご招待、スタンプサービスの対象外となります。ご了承くださいませ。
〈キャスト〉
〈スタッフ〉
美術設計/村松眞衣 照明プラン/高見澤絹江 照明オペレータ/亀岡幸大
音響プラン/真原孝幸 音響オペレータ/中島沙結耶 大道具/鈴木正昭
チラシデザイン・題字/猪瀬光博
方言指導/(兵庫弁)北畠愛美(広島弁)干畠 悠 舞台監督/説田太郎
企画制作・美術プラン・チラシ絵/川口圭子
企画者より 川口圭子
「従姉妹たち」は、小山祐士氏により、昭和24年、出版されました。小山氏は広島出身で、岸田國士氏や、久保田万太郎氏と、活動を共にされた方です。文学座や民藝に脚本を書いており、「泰山木の木の下で」は、1963年民芸で初演され、今年も上演されております。
特攻隊で亡くなった作曲家の弟の告別式に集まった、姉妹とその従姉妹たち。その女たちの軽妙でテンポの良い、一幕劇ですが、それぞれが、戦争でかけがえのないものを、失っています。家族、財産、そして、心…。
そんな境遇を、声高に語るのではなく、喜劇と言える程の展開で、物語はすすみます。役の心理がにじみ出て、しかもシャープに反応されなければならない作品です。
台本の中で、どれだけ、それを発見し、役者が生き生きと舞台に存在できるか、…演出がどこまでお客様に伝えられるか…微力ながら、とことん追求したいと思います。