「真っ赤なお鼻」の放課後
作/大西弘記 演出/大谷賢治郎
2023年8月23日(水)~27日(日)
シアターグリーンBOXinBOX THEATER(東京・池袋)
2024年5月より全国巡演スタート!
↓プレイベントのご案内↓
当日は『「真っ赤なお鼻」の放課後』に出演する俳優、
演出の大谷賢治郎さんの紹介も予定しています。
皆さまのご参加お待ちしております。
【ご来場されるお客様へのお願い】
教育を専門とされる前川喜平さん、太田政男さん、そして10代の頃から長年にわたりご家族の介護を経験されてこられた町亞聖さんをお迎えし、今を生きる若者が抱える問題や現状、ヤングケアラーについてお話いただきます。
ぜひ、ご一緒に考えてみませんか。
日時/7月16日(日)
13:30~15:30(13:00開場)
会場/ワーカーズコープ本部8階会議室
(池袋東口より徒歩6分)
参加費/1,000円
※Zoomでのライブ配信あり。
登壇者/
・前川喜平さん
(現代教育行政研究会代表)
・太田政男さん
(大東文化大学名誉教授・元大東文化大学学長)
・町亞聖さん
(フリーアナウンサー・元ヤングケアラー)
《町亞聖さんプロフィール》
1995年、日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。2011年にフリーに転身。18歳の時に母の介護に直面しヤングケアラーの当事者になった日々を綴った著書「十年介護」を小学館文庫から出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。直近では念願だった東京2020パラリンピックを取材。元ヤングケアラー。
申込み先/劇団銅鑼
TEL 03-3937-1101
(平日10:00〜18:00)
FAX 03-3937-1103
mail info@gekidandora.com
(担当:佐久)
【あらすじ】
高校2年生になる青砥雛子は卒業後の進路について悩んでいた。
それは進学や就職に対して未来への明るいビジョンがなかったから―
夢があり希望がある。そんな風に思える若者たちが今の日本にどれだけいるだろう?世界と比べれば、それでも平和であり、水道水も飲める。空気も悪くない。治安もニュースで見るほかの国よりマシである。然し、社会や大人たちはどことなく無機質で、中身が無くて、透明で、贅沢で、賢いだけで、SNSでは"いいね"、を競い合うことばかり。
医療事務の仕事を見学するため病院に行った雛子。そこいたのは真っ赤なお鼻のクラウンだった。病室で子どもからお年寄りまで不思議な芸当で沢山の笑顔の花を咲かせていた。
何かをやりたいとか、何かになりたいとか、そういった何かがなかった雛子にやっと芽生えた夢の蕾。その蕾を咲かせるために沢山の情熱、そして挫折とも向き合ってゆくなか、雛子にはどうしても応援したい存在がいた。それは母の介護により、音楽の夢を諦めてしまった幼馴染の陽人だった。
現代の若者が純粋な夢と出逢い、現実のなかでたくさんの葛藤を抱えながら、ひとりの人間として成長してゆく...
意地らしくも可愛らしい若者たちのお話。
【企画にあたって】
子どもたちを取り巻く社会・家庭環境は年々厳しい状況の中、近年特に注目され社会問題になっている「ヤングケアラー」と、プロのクラウンが病院の小児病棟を訪問し子どもたちにひと時の楽しい時間を届ける活動を行うクラウンを題材に「子どもが子どもでいられる社会」「葛藤を持ちながらも希望を持って生きられる社会」の大切さを伝えます。
脚本には社会問題を扱いながらも心の機微を大切にし、強い普遍性と現代のリアルのバランスを保つ丁寧な劇作の大西弘記。
演出には国内外での演出活動を中心に子どもたちの為の演劇教育にも力を入れている大谷賢治郎。
未来を担う若者をはじめ、今を生きる全ての人たちに贈る作品です。
■Cast
横手寿男・館野元彦・馬渕真希
佐藤響子・竹内奈緒子・庄崎真知子
永井沙織・深水裕子・山形敏之
齋藤千裕・早坂聡美・宮﨑愛美
齋藤美香・山口真実
■Staff
美術/池田ともゆき 照明/鷲崎淳一郎
音響/坂口野花 衣裳/宮岡増枝
舞台監督/櫻岡史行 音楽/青柳拓次
所作指導/汎マイム工房
舞台監督助手/鈴木正昭 演出助手/柴田愛奈
音声ガイド/藤井佳代子(舞台ナビLAMP)
福井夏紀・中島沙結耶
宣伝美術/広田明花里
制作/齋藤裕樹・佐久博美