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(作・絵/多屋光孫「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」汐文社刊)

原案/多屋光孫   脚本/山谷典子   演出/磯村純

日程/20251017日(金)~19日(日)


会場/銅鑼アトリエ アクセスMAP

6月プレビュー公演のご感想&舞台写真

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2026年より全国巡演スタート!

【企画にあたって】

 ある日のこと。とある学校の一室でワークショップが行われました。題材は、この企画の原案になった絵本「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」。この絵本のワンシーンを基に”問いづくり”をするワークショップです。中高生から大人までの小さなグループで疑問形の問いを出し合っていくのですが、これがなかなか面白く、自分の考えつかない問いが他者から出てきます。

 多様性が声高に叫ばれるこの時代ですが、ジェンダー問題とかLGBTQとか本当にわかってる?頭でっかちになっていない?との自問自答とともに、「まわりを気にして無理することより、自分らしく生きていくことが大事やと思う」と言うおっちゃんからヒントをもらいたくなりました。

 多屋光孫さんの描く色鮮やかな絵本の世界を通し、人はみなそれぞれ違う、そのお互いの違いに気がつきお互いを認め尊重できる、そんな社会が広がっていけばなんて素敵でしょう。

●概要

上演時間  70分(予定・休憩なし)

上演場所・総人員  

体育館・キャスト5名(予定)

会館ホール/講堂・キャスト5名&スタッフ3名(予定)

※総人員は会場の条件により変更になる場合があります。

上演料   

お見積りいたしますので、お気軽にご相談下さい。

【上演料明細】     

キャスト及びスタッフの宿泊費・移動費・運搬費・出演料・食費・文芸費・通信費・企画制作費・音楽著作権料・戯曲著作権料など

その他の費用

会館使用料・付帯設備費・上演料の支払いに際しての振込手数料


 

【あらすじ】

 真紀と早苗は進路に、人間関係に…と、絶賛お悩み中の多感な高校三年生。学校の伝統行事である味噌作りで、ふたりは一軍キラキラ女子の友華と一緒のグループになることに。あまり接点のなかった三人がさぐりさぐり話し始めたところに、謎の人物が現れる。加えて高校では万引きの事件があったようで…。

謎の人物を追いかけて応接室に向かった真紀と早苗と友華。三人が応接室の扉を開くと、「だがし屋のおっちゃん」の世界にタイムスリップ。そこで三人が気づいたものとは…。

 

「ジェンダー問題」「男らしさ、女らしさとはなにか?」を考える入り口になると評価を得ている多屋光孫の絵本「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」を原案に、現代社会を生きていく窮屈さ、それでも信じたい人間愛を描いた物語。

 


 

【ドドドプロジェクトとは】

 ドドドプロジェクトとは、通常より長い創作期間を取り、新たな作品づくりを目指し発動したプロジェクトです。 1回目の作品は青少年に向けた作品『ポニーテールの功罪~だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?~』。

 銅鑼は創立以来、「青少年に豊かな文化を」との願いから学校(芸術鑑賞教室)、おやこ劇場などで上演してきました。近年、授業数の確保、生徒数の減少、経済的状況などが重なり、実施数が激減、また予算も低額化しており、演劇の上演ではなく映画鑑賞やまた、芸術を鑑賞する行事自体なくなっている状況です。しかし、予算は少ないが演劇を生徒に見せたい、子どもたちに見せたいと思う熱心な先生、親御さんはいます。今回は上演の機会が増やせるよう、出演者5名で音響、照明等も操作し、巡演していくことを目的としています。

 この時期に時間をかけて創作するのは経済的に厳しい状況です。しかし、このままでは演劇を観たことがない子どもたちが増えつづけてしまいます。作品は、多屋光孫さんの絵本「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」を原案に、多感な高校生たちが、自分自身と向き合い成長していく物語です。

 6月をプレビュー(試演会)として上演。客席からのご意見もお聞きし、10月の公演へと繋げていきます。ダブルキャストとなり、組名は絵本から取った〈カレーマンゴービスケット組〉と〈カニミソアイスクリーム組〉です。新たな作品づくりにお立合いください。


 

【キャスト】(ダブルキャスト)

カレーマンゴービスケット班【20(金)14時・21日(土)18時・22日(日)14時】

〈真紀〉

北畠愛美

〈早苗〉

中島沙結耶

〈友華〉

佐藤凜

〈春男〉

柴田愛奈

〈高橋〉

松田直人

カニミソアイスクリーム組【20(金)19時・21日(土)13時】

〈真紀〉

井上公美子

〈早苗〉

早坂聡美

〈友華〉

宮﨑愛美

〈春男〉

向暁子

〈高橋〉

池上礼朗

【スタッフ】

美術・衣装/根来美咲 照明/鷲崎淳一郎 音響/坂口野花

音楽/寺田テツオ 振付/明羽美姫 方言/多屋光孫

宣伝美術/山口拓三(GAROWA GRAPHICO)

制作/平野真弓・佐久博美

 
劇団銅鑼
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