
【企画にあたって】
ある日のこと。とある学校の一室でワークショップが行われました。題材は、この企画の原案になった絵本「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」。この絵本のワンシーンを基に”問いづくり”をするワークショップです。中高生から大人までの小さなグループで疑問形の問いを出し合っていくのですが、これがなかなか面白く、自分の考えつかない問いが他者から出てきます。
多様性が声高に叫ばれるこの時代ですが、ジェンダー問題とかLGBTQとか本当にわかってる?頭でっかちになっていない?との自問自答とともに、「まわりを気にして無理することより、自分らしく生きていくことが大事やと思う」と言うおっちゃんからヒントをもらいたくなりました。
多屋光孫さんの描く色鮮やかな絵本の世界を通し、人はみなそれぞれ違う、そのお互いの違いに気がつきお互いを認め尊重できる、そんな社会が広がっていけばなんて素敵でしょう。
【あらすじ】
真紀と早苗は進路に、人間関係に…と、絶賛お悩み中の多感な高校三年生。学校の伝統行事である味噌作りで、ふたりは一軍キラキラ女子の友華と一緒のグループになることに。あまり接点のなかった三人がさぐりさぐり話し始めたところに、謎の人物が現れる。加えて高校ではなにやら事件があったようで…。謎の人物を追いかけて応接室に向かった真紀と早苗と友華。三人が応接室の扉を開くと、「だがし屋のおっちゃん」の世界にタイムスリップ。そこで三人が気づいたものとは…。
「ジェンダー問題」「男らしさ、女らしさとはなにか?」を考える入り口になると評価を得ている多屋光孫の絵本「だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?」を原案に、現代社会を生きていく窮屈さ、それでも信じたい人間愛を描いた物語。
【2026年キャスト】
【スタッフ】
美術・衣装/根来美咲 照明/鷲崎淳一郎 音響/坂口野花
音楽/寺田テツオ 振付/明羽美姫 方言/多屋光孫
舞台写真/宮川舞子 宣伝美術/山口拓三(GAROWA GRAPHICO)
制作/平野真弓・佐久博美