作品の特徴と事前指導について
この舞台を観ることによって
○ 舞台上に大きなスクリーンを設置。そこには実写映像や色々なイメージを生徒さんに喚起させる映像が映し出されます。
○ 演技エリアは、舞台だけでなく客席も使用します。過去に起こった出来事ではなく、今起きている出来事であるかの様に生徒さんたちを舞台の中に引き込んでいきます。そして、自分も登場人物の一人になったような気持ちになっていきます。
○ 自分にとって、大切な物………家族、友だち、思い出の物、過去の大切な記憶を思い出します。
○ 差別する心がどうして生まれるのか、自分の心と向き合うことが出来ます。そして、差別がない世界をつくるために、今、自分に何ができるのかを考えるきっかけになります。
簡単にできる事前指導
○ 事前指導用にNPOホロコースト教育資料センターが作成した“ホロコーストって何?”を配布して頂く事により、時代背景を知る事が出来ます。
○ SHRなどの時間を使って、“もし、火事や災害で、あと5分で家を出なければならなくなったとしたら、あなたは何をカバンに入れて持っていきますか?” を考えてもらって下さい。自分にとって大事なものを考えることによって、自分の新たな一面を発見することがあるかもしれません。また、クラスで発表し合い、話をすることで自分と他者との違いを知ることができます。
○ ご希望により「ハンナのかばん」写真パネルを無料(送料は着払いでご負担いただきます)で貸し出しいたします。A3サイズの写真をラミネートしたもので、壁に画鋲で貼ってご使用いただけます。スペースに応じて、10枚セット・44枚セットがあります。返却は、公演当日でも結構です。
もちろん、事前指導ではなく事後に行なって頂いても結構です。