芸術鑑賞作品をお探しの全国各地の学校関係者の皆さまへ
上演実績47年を誇る劇団銅鑼が、笑って、泣いて、心が重なる、
全てがライブの演劇体験をお届けします。
情操教育に役立つ演劇体験を—生徒さんが感動し共感できるストーリーや演出
文化庁文化芸術による子供育成総合事業(巡回公演事業)に選定されています
劇団銅鑼は、子どもたちの豊かな創造力・想像力・思考力・コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造に資することを目的としている文化庁の事業に、2011年度より連続して選定されています。
上演実現に向けてのお困りごとなど、丁寧に対応します
終演後に合評会(交流会)を実施
出演者が役作りについてお話ししたり、質問に答えて生徒さんと交流します。
バックステージツアーを実施
希望する生徒さんに舞台裏を見ていただくことも可能です。(感染対策や時間の都合により実施できない場合もあります)
バリアフリーサービスを実施
盲学校の生徒さん対象に音声ガイドや事前の舞台装置説明、ろう学校の生徒さん対象に台本の貸し出し等の実績があります。
2025年度・2026年度上演の作品をお探しなら…
『「真っ赤なお鼻」の放課後』
『「真っ赤なお鼻」の放課後』あらすじ
高校2年生になる青砥雛子は卒業後の進路について悩んでいた。それは進学や就職に対して未来への明るいビジョンがなかったから―。夢があり希望がある。そんな風に思える若者たちが今の日本にどれだけいるだろう?
医療事務の仕事を見学するため病院に行った雛子。そこにいたのは真っ赤なお鼻のクラウンだった。
何かをやりたいとか、何かになりたいとか、そういった何かがなかった雛子にやっと芽生えた夢の蕾。その蕾を咲かせるために家族とぶつかり、沢山の情熱、そして挫折とも向き合ってゆくなか、雛子にはどうしても応援したい存在がいた。それは母の介護により、音楽の夢を諦めてしまった幼馴染の陽人だった。
現代の若者が純粋な夢と出逢い、現実のなかでたくさんの葛藤を抱えながら、ひとりの人間として成長してゆく!
企画にあたり
“子どもの笑顔”をテーマにした作品を創りたい!と企画が立ち上がり、すぐに出会ったのが、クラウンが病院を訪れ病気の人たちを笑顔にしている活動でした。そして昨今話題になっている“ヤングケアラー”の問題も取り上げたいと方向性が決まっていきました。
劇作家の大西弘記さん、演出家の大谷賢治郎さんとオンライン会議で話し合い、想いを共有していただき、ワクワクする台本が完成し、アイディアいっぱいの稽古を重ねました。
ここ数年の病や社会情勢などから来る不安を払拭する、すべての人が笑顔になる、そんなお芝居を目指し、今を生きるすべての人たちに贈ります。