『ロング・グッド・バイ』
作/テネシー・ウィリアムズ 訳/倉橋健
演出/磯村 純(青年座)
アメリカ中西部の大都市の真ん中にあるうらびれた共同住宅。売れない小説家のジョーは引越屋が来るのを待っているかのよう…。
THE LONG GOODBYE by Tennessee Williams
Presented by special arrangement with The University of the South, Swanee, Tennessee.
through Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo
Tennessee Williams(テネシー・ウィリアムズ)
1911.3.26~1983.2.25 アメリカ合衆国ミシシッピ州コロンバス生まれ。
本名はトマス・ラニアー・ウィリアムズ。愛称の「テネシー」はその南部訛りから友人がつける。8歳のときに、父親の仕事の関係でミズーリ州セントルイスに引っ越し、特権階級だった南部の穏やかな暮らしから、工業都市のアパート暮らしに一変。環境になじめない日々が続いた。この異なる環境の変化とそれに苦悶する人々は、テネシーの作品によく現れるモチーフである。このように彼の作品には自伝的要素も強く、特に精神疾患で生涯のほとんどを精神病院の中で過ごした姉からは大きな影響を受ける。1948年に『欲望という名の電車』、1955年に『赤いトタン屋根の猫』でピューリツァー賞を受賞など受賞歴多数。
CAST
マイラ宮藤希望
シルヴァ山形敏之
ビル川邊史也
運送屋鶴岡秀一
運送屋向 暁子
運送屋齋藤千裕
運送屋早坂聡美