劇団銅鑼公演ドラマファクトリーvol.11

作/川口圭子 演出/山田昭一

協力:方言指導/徳島市民劇場  阿波踊り指導/高円寺阿波踊り粋輦

2018年8月17日(金)~26日(日)銅鑼アトリエ

【作/川口圭子より】

二十歳の夏、ひとり四国遍路の旅に出た。鳴門から入り、真夏の太陽に焼かれ、「遍路ころがし」と呼ばれる山越えに大汗をかいた。当時は今と違い、歩き遍路は同時期に四国全体でも十人いるかどうか、という時代だった。心細い旅の十日め、やっと海に出た。ひなびた田舎の海は、びっくりする程美しく、穏やかだった。老女から夏みかんの接待を受け、久しぶりに深い呼吸ができた。

それから二十年後、「親に会わせるから」と、婚約者に連れていかれた先が、なんと、その海辺の村だったのだ。嬉しかった。この美しい漁村に実家ができる!あのミカン山の上の、海の見える墓に私も入れる……と。だが、それから十年。ミカン山に道路が通り、墓は移転され、美しい景観は損なわれた。

『ひめち』はその道路建設時の村の騒動からヒントを得た作品です。でも、これは世界で起きている事なのです。利権がらみの公共工事のため、目先の利益のため、国栄のため、かけがえない地元の宝物を手離すことになる。沖縄でも、福島でも、チェルノブイリでも、中国でも……。

そんな怒りと悲しみの中、この物語は生まれました。ちなみに「ひめち」は、地元の地魚。いわば地元の宝物のひとつです。

川口圭子プロフィール

【cast】

牟礼泰造
(白浜荘の主・頼子の舅)
 
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長谷川つや子
(クリーニング屋)
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久米喜一
(元郵便局員)
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牟礼頼子
(白浜荘のおかみ)
 
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槇 時治
(みかん農家)
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芝原月代
(元素潜り)
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田崎三鈴
(白浜荘の従業員)
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藤森 愛
(OL)
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芝原 藍
(月代の孫)
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鈴木一郎
(建設会社の社員)
 
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田中勝男
(漁師)
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木元 稜
(鈴木の部下)
 
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杉本絹子
(よろず屋)
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【staff】

美術/大田創  照明/根橋生江  音響/坂口野花  衣裳/広野洋子

舞台監督/浜辺心大朗  演出助手/館野元彦  舞台監督助手/村松眞衣

宣伝美術/山口拓三(GAROWA GRAPHICO)  制作/平野真弓

協力:方言指導/徳島市民劇場  阿波踊り指導/高円寺阿波おどり粋輦

 
劇団銅鑼
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